顎と自律神経
口を開けるとズレるような音がし始めた・・
寝ている時に歯ぎしりをしている・・
不意に顎を強く噛みしめてしまう・・
はぎしり、顎関節症は一見すると歯科医での治療だとおもいますが歯科医での検査で顎そのものは問題ないと言われ、原因不明でお困りになり当院に来院される方が近年、増えてきました。
ストレスが続く→自律神経が乱れる
→交感神経が高まり
→カラダの横軸・口腔内圧が崩れ
→顎トラブル
上記のようにカラダと自律神経の関連により顎の症状がでていることが近年の特徴なのです。
こういった状況でお困りの方は
①カラダと自律神経のバランスを整える
②カラダ全体の問題としてとらえる
ということが重要なのです。
歯科医、口腔外科では
顎関節症(がくかんせつしょう)=TMJ症候群と呼ばれ
以下の原因があるといわれています。
- ・歯列咬合不全
- ・入歯不合
- ・偏側咀嚼
- ・歯列矯正後後遺症
- ・歯ぎしり
- ・抜歯による咬合不全
- ・外傷による直打
- ・顎関節脱臼後後遺症
- ・頚椎過屈曲姿勢(まくら等)
- ・心因的な問題
一般的な治療としては・・・
マウスピース・噛み合わせなど
の噛み合わせ療法
薬物療法・・・筋肉や緊張を
やわらげる
場合によっては外科手術も
上記の治療で改善する方ももちろんいます。 ・・・が、改善されない方もいます。
そのような方は
自律神経とカラダの使い方が原因かもしれません。
まずは病院で顎関節の検査をして顎関節そのものに問題がないことは確認しときましょう。
その上で一定の治療をしても回復がみられなかった場合は
当院の自律神経整体がお役に立てる可能性があります。
くら整体院の顎の整体とは
自律神経にアプローチし
カラダの反応を変えていきます
カラダ全体のバランスと
左右差を整えます。
顎関節の整体に表情筋を緩め
緊張をリセットします。
カラダの伸び縮み運動を調節して
いる「体内圧」を使えるようにし
ていきます。
顎のトラブル① 自律神経との関係とは?
顎関節は交感神経のスイッチ?
顎関節は自分の意志に関係なく緊張したり緩んだりします。
これは顎を動かす筋肉(三叉神経、顔面神経)が脳幹といわれる場所からでていてストレスや緊張を感じていると体を守ろうとして「歯をくしばれ!」と指令を出してしまうからなのです。
そして顎関節がスイッチとなり交感神経がON!
交感神経優位モードになると首すくめたり、背骨を丸めたり、カラダを捻じったりして「闘争と逃走」の状態をつくっているのです。
また顎関節は消化器官でもあります。
食べ物を最初に口に入れるのは顎を開く動作です。カラダがストレス状態だと食べ物を消化をするモードではないと判断し交感神経の働きで口を閉めてしまうのです。
よく世間でいわれる自律神経を整えるという意味とは
交感神経と副交感神経の反応を整えることなのです。
顎のトラブル② カラダの歪みとの関係とは?
顎関節は横軸の中心!
顎は肩と股関節と共に横軸を形成しています。
横軸が姿勢の悪さ、偏った使い方、過去のケガなどによりブレが生ると
「あれっ何かおかいしいぞ!」とカラダは無意識に感じ、そのブレを補正しようとこれまた無意識にカラダを歪ませているのです。
その連鎖が続くと歯車の嚙み合いがズレるかのごとく、横軸の中心である顎関節に影響を与えていくのです。
また顎関節のある側頭部は顔面の骨や聴覚、平衡感覚にも関係しています。顎の不調を軽くみていると様々の不定愁訴を引き起こす可能性があるということです。
顎そのものに問題がない場合はカラダ全体としとらえることが必要なのです。
顎のトラブル③ 体内圧との関係とは?
口腔内と体内圧
体内圧とは「伸び縮み運動」のことです。
本来、人間は外の環境の変化に対して無意識にカラダの圧力を調整しています。
それは自分の意志と関係なく生まれた時から、もっというとお母さんのお腹の中から圧力を調整する力を持って生まれてきています。
しかし生活環境やカラダの経年変化によって外気圧に適応する力が落ちているのです。その変化に対しカラダの口腔内や腹腔内、骨盤内圧などがついてこれず不調を引き起こしているのです。
体内圧を維持することは「伸び縮み」の力であり
「生命の力」を維持することでもあります。
『顎トラブル』のメカニズムと関連症状
姿勢ストレス
社会ストレス
情報ストレス
左右の歪み
体内圧の低下
頭部内熱
神経伝達物質の負担
自分の顎をチェックしてみよう!
- □ 抜人差し指、中指、くすり指の3本を縦にそろえて、
口に入れることができない - □ 食べ物を噛んだりすると顎が疲れる
- □ 顎を動かす口を開けると痛みを感じる
- □ 顎を動かす口を開けると引っかかる
- □ 「カクンッ」「ギシッ」などの音がする
- □ 最近、頭痛や肩こりが悪化している
- □ 最近、見た目の問題を指摘される
☆4個以上に当てはまる方は要注意!一度、検査をして
みましょう
くら整体院の『顎と自律神経』のアプローチ方法
<ポイント>
①顎と歯のチェック
②五感と脳の反射チェック
③体内圧と呼吸のチェック
↓
自律神経ライン7つのカウンセリング
(https://www.youtube.com/watch?v=iQ07eihIDMA)
↓
負担のかかっているポイント
使えていないカラダのポイントを
ミツケル&キミワメます
顎と自律神経整体の一例
Case1
顎関節のズレを直接修正
下顎の調整をメインに整体。
実際にズレている関節の軌道をゆるやかに調整します。
Case2
肩関節の横軸調整
顎関節と共にカラダの横軸を形成する肩関節に軸をつくるように整体。
首肩こりにも効果を発揮します。
Case3
股関節調整
骨盤内圧を高め体内圧のバランスを整えます。カラダの横軸の調整にもなっています。動画でみれます。
※自律神経整体は全身の連動ポイントを整体することをオススメします。
整体メニューと料金くら整体院の顎関節とカラダのセルフケア
捻じれ改善体操
左右の歪み、ねじれを改善する体操。背骨を中心に首肩周り~股関節周りをニュートラルにします。
やり方
首を左右に回す→行きづらいほうを確認する→膝を立てて腰を左右に回す→行きづらいほうを確認する→首、腰で確認した行きづらい方向を同時に動かす。 詳しくは動画でどうぞ
頚椎セルフケア
頚椎の3,4番は顎関節に関係する頚椎です。
頚椎に直接、刺激をいれるのはおススメしません。下部頚椎と肩甲骨と肩甲骨の間の胸椎の体操をすることで頚椎の土台をつくる!この体操で自律神経も整います。 詳しくは動画でどうぞ
顎関節ダイレクトの体操
割りばし顎体操
割っていない割り箸の太いほうを縦方向にして右の奥歯に挟む→広がったペースに息が通るようなイメージで、リラックスして呼吸を続けて3分ほど経過したら口から割り箸を抜く。反対側も行う。
顎の緊張とバランスを整える効果があります。
あくび体操
両手を頭上で組み→上半身を引き上げるように伸ばす→あくびをしながら体を片方に倒し→体側を伸ばす。「ファーッ!」と
声を出してあくびを出し切る。体を中央に戻し、反対側も同様に。左右3回ほど行う。
普段あくびを噛み殺している人ほど行ってほしい方法です。表情筋が緩みます。
側頭筋クルクル体操
耳を人差し指と中指で挟み込む→中指の腹を中心に軽く押さえたら→円を描くように前回し・後ろ回し→3回づつ行う
側頭部の緊張をやわらげ顎の動きをスムーズにします。
顎と自律神経の今後
現代のストレス社会と食生活の変化により顎関節トラブルは急増して
います。
病院にいっても原因不明で治療法もなく困っているアゴ難民は今後も増え続けるでしょう。
そういった方は
顎の問題だけでなくカラダ全体、自律神経の問題として対応しなければいけません。
顎関節は口腔器官ですが骨格組織であり、消化器官であり、神経組織でもあるからです。
一度、自分の姿勢や口の開き型、顔周りの緊張具合などをチェックしてみましょう。
自分のカラダを知ることは人生100年時代の健康を守っていく大事な心構えです。
アクセス
アクセス
くら整体院
住所 | 〒330-0062 埼玉県さいたま市浦和区仲町3-13-7 |
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電話番号 | 048-711-5055 |
交通機関 | 徒歩 浦和駅北口改札のスターバックスの中を通り突き当たりのエスカレーターの出口からイトーヨーカドーの目の前の道へ(なかまち通り) そこから徒歩12分 お車コインパーキング料金負担サービスあり |
運営者名 | 倉波秀樹 |